B550 Steel LegendのオンボードLANについて

その他(技術)

「ASRock AMD Ryzen 5000シリーズ(Soket AM4)対応 B550チップセット搭載 ATX マザーボード 【国内正規代理店品】B550 Steel Legend」の「Realtek Gaming 2.5GbE Family Controller」のレビューです。

オンボードLANポートを使ってネットワークが不安定になるような時はマザーボードに添付のDVDを使い、LANポートのドライバーの削除・再インストールをすると安定して使えるようになりました。このマザーボード3枚で同様の現象が確認できました。

せっかく安定して使っていたのに、もっと快適になるかもと、欲をかいて失敗しました。Realtekのウェブサイトでダウンロードした「Install_Win10_10064_04252023.zip」を解凍した、「Install_Win10_10064_04252023.exe」を実行して、LANドライバーを「Version10.64.316.2023」に更新したら、それまで約500Mbpsあった通信速度が約50Mbpsと遅くなってしまいました。マザーボードに添付のDVD-ROMを利用して、LANドライバーを「10.39.212.2020」しても、速度が遅いままでした。

「Realtek Gaming 2.5GbE Family Controllerのプロパティ」の「ドライバーを元に戻す(R)」ボタンを選んで、以前のLANドライバー「9.1.410.2015」に戻したら、通信速度も元通り早くなりました。元のLANドライバー「9.1.410.2015」を使うのがこのLANポートの性能を引き出すには便利でした。

ほとんど同じパーツ構成の別PCでLANポートのプロパティを見たら、LANドライバーのバージョンが「10.39.212.2020」で、「ドライバーを元に戻す(R)」ボタンがグレーアウトして選択できないようになっていました。ちなみに、このPC、今は通信が安定していますが、以前、不安定になり、マザーボードに添付のDVD-ROMからLANドライバー「10.39.212.2020」をインストールしたという経緯があります。

このマザーボードを合計3枚使いましたが、最初からLANポートが使えないことはなかったので、使っていて、通信が不安になった時は、マザーボードに添付のDVD-ROMからLANドライバーを再インストールして、様子を見て、それでもダメな時はできるだけ「ドライバーを元に戻す」方法が良いと思います。