Windows11へのアップグレード

Windows

Windows10 から Windows11 へのアップグレードができるようになってだいぶ経ちます。私は普段遣いの 自作 PC のアップグレードに躊躇していました。それはアップグレード後に使えなくなるソフトウエアがあったら嫌だと思っていたからです。

◯Windows10 の大型アップデートが現行の 22H2 が最終になることによる不安の解消につながること。
◯Windwos11 へのアップグレード要件を満たす PC でアップグレードをしないのはもったいないと感じたこと。
◯今後のことを考えると Windwos11 の操作になれておいたほうがいいのではないかと思ったこと。
◯Windows10Pro のアップグレードを行うと Windows11Pro になること。
◯アップグレード後10日間であれば元の Windows10 に戻せること。

上記のことを鑑みて、その PC を Windwos11 にアップグレードすることを決めました。

アップグレードするのに、私の場合は最大 1Gbps(実質約 500Mbps )の通信環境で、だいたい4時間位かかりました。今まで PC に入っていたソフトウエアで動かなくなるものはなかったようなので安心しました。

しかし、「Windows セキュリティ」でエラー表示があり、「デバイスセキュリティ」の「コア分離」の「メモリの整合性」をとろうとすると、様々な「.inf」「.sys」ファイルを削除することになりました。その後、ブルーレイドライブを認識しなくなりました。焦った私は Windows10Pro に戻しました。しかし、ブルーレイドライブを認識してくれませんでした。「ゴミ箱」に削除した「.inf」「.sys」ファイルを元に戻したら、元通りブルーレイドライブを使えるようになりました。

その後、もう一度、アップグレードしてみました。エラーは出ませんが、「Windows セキュリティ」の「デバイスセキュリティ」の「コア分離」の「メモリの整合性」は「オフ」になっています。不安はありますが、ブルーレイドライブを使えなくなるのは痛すぎるので、そのまま使っています。

自作 PC の拡張性の高さは魅力ですけれども、メーカー製 PC の安定性やサポートにも魅力を感じる今日このごろです。

《2023.05.24 Wed 追記》
しばらく使っていましたら、やはり「Windows セキュリティ」に同様のエラーが発生しました。私はBIOSで「AMD CPU fTPM」を有効にし、注意しながら「.inf」「.sys」ファイルを削除し、「Windows セキュリティ」の「デバイスセキュリティ」の「コア分離」の「メモリの整合性」は「オン」にして再起動しました。やはり、ブルーレイドライブを認識しなくなりました。削除したファイルを戻して再起動しました。システムの回復をしてやっとのことで復旧しました。さすがにもう2度とこの設定をいじろうとは思わなくなりました。