私事 現世利益
仏教における「現世利益」という教えについて考えました。我々は来世のために生きているのではなく、今世のために生きています。仏教とは何だろうか。わからないと苦しいものだ。仏教は私達がいかに生きるかという指針を示している。しかし誰もお釈迦様の教えを直接聞くことはできない。では、なぜ、来世を考えるのであろうか?お釈迦様の時代はカースト制度があり、今世の自分の不遇は前世の自分の行いからくるもので、今世の行いが来世を決めるとされていたからだ。我々は「輪廻」の世界を巡っているという教えがある。「輪廻」をまわすのは「業(強い思い)」である。---「五道輪廻(六道輪廻)」天上人間(修羅)畜生餓鬼地獄---すべての世界において「苦」は存在する。天上においても例外ではない。「思い」が強まると「良い思い」であろうと「悪い思い」であろうと、それが強まると「執着」となる。あらゆることに対する「執着」が「苦」を生んでいる。みずからの「執着」手放すことで明るく生きることができる。私たちは解脱すること(今世に自分を涅槃の世界にもっていくこと)を目指して修行している。「正命(しょうみょう:自分やまわりを良くしようとするこ...