Claude Code を使っていると、「Opus を使いたいのに Sonnet のままだ」「モデルを変えたはずなのに反映されない」と困ったことはないでしょうか。
実は Claude Code では、環境変数 ANTHROPIC_MODEL を設定するだけで使用モデルを固定できます。しかし Windows ユーザーには落とし穴 があります。PowerShell と WSL(bash)では構文がまったく異なるため、片方のやり方で試してエラーになるケースが多いのです。
この記事では、以下を分かりやすく解説します。
- 環境変数でモデルを固定する方法(PowerShell・WSL 別)
- 設定が反映されているか確認する方法
/modelコマンドとの使い分け
Claude Code で使用モデルを変える3つの方法
Claude Code でモデルを切り替える方法は主に3つあります。
| 方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
/model コマンド |
チャット内で即時変更 | 一時的に変えたいとき |
/config 設定 |
GUI から設定 | 設定画面に慣れている人 |
環境変数(ANTHROPIC_MODEL) |
起動時から自動適用 | 常に同じモデルを使いたいとき |
この記事では「常に Opus を使いたい」「毎回設定し直すのが面倒」という方向けに、環境変数を使った固定方法を詳しく説明します。
環境変数 ANTHROPIC_MODEL の設定方法
WSL(Ubuntu/bash)の場合
Windows で WSL(Windows Subsystem for Linux)を使って Claude Code を動かしている場合は、bash の設定ファイルに追記します。
1. ~/.bashrc に追記する
echo 'export ANTHROPIC_MODEL=claude-opus-4-6' >> ~/.bashrc
2. 設定を反映する
source ~/.bashrc
3. 確認する
echo $ANTHROPIC_MODEL
# claude-opus-4-6 と表示されれば成功
新しいターミナルを開けば、以降は自動で読み込まれます。
PowerShell の場合
PowerShell から直接 Claude Code を使っている場合は、書き方が異なります。
セッション中だけ有効にする(一時的)
$env:ANTHROPIC_MODEL = "claude-opus-4-6"
永続的に設定する(再起動後も有効)
[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("ANTHROPIC_MODEL", "claude-opus-4-6", "User")
設定後は PowerShell を再起動してください。
確認する
echo $env:ANTHROPIC_MODEL
# claude-opus-4-6 と表示されれば成功
よくある失敗:PowerShell で Linux コマンドを使ってしまう
Windows ユーザーがはまりやすいミスが、PowerShell 上で bash の構文を使ってしまうことです。
# NG:PowerShell では動かない
export ANTHROPIC_MODEL=claude-opus-4-6
# エラー:'export' は認識されていません
# NG:PowerShell では vi も vim も使えない
vi ~/.bashrc
# エラー:'vi' は認識されていません
Claude Code は WSL 内から起動するのが基本です。WSL のターミナルを使っているなら bash のコマンド、PowerShell を直接使っているなら PowerShell の構文、と使い分けてください。
迷ったときの判断方法
プロンプトの先頭を確認しましょう。
PS D:\...>→ PowerShelluser@hostname:~$→ WSL(bash)
設定できるモデル一覧(2026年5月時点)
| モデル名 | モデルID |
|---|---|
| Opus 4.6 | claude-opus-4-6 |
| Sonnet 4.6 | claude-sonnet-4-6 |
| Haiku 4.5 | claude-haiku-4-5-20251001 |
高精度な作業には Opus、速度重視なら Sonnet や Haiku を使い分けるとコスト効率が上がります。
まとめ
Claude Code のモデルを環境変数で固定する方法をまとめます。
- WSL(bash)の場合:
~/.bashrcにexport ANTHROPIC_MODEL=モデルIDを追記してsource ~/.bashrc - PowerShell の場合:
$env:ANTHROPIC_MODEL = "モデルID"(一時)またはSetEnvironmentVariable(永続) - PowerShell で
exportやviを使おうとするとエラーになる → 自分がどちらの環境にいるか確認する
「毎回 /model で設定し直すのが手間」という方は、ぜひ環境変数での固定を試してみてください。
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