今日は「ほぼ皆既」月食。89年ぶり次回は65年後。

部分月食 話題
部分月食

日本全国で観測可能な「ほぼ皆既」の部分月食として89年ぶりとなる現象が、19日の16時18分ごろから始まる。部分月食ではあるものの、月の直径の97.8%までが影に入り込むため、皆既月食に近い現象が観測できる可能性がある。
部分月食の始まりは16時18分頃だが、この時間に観測ができるのは北海道や東北地方北部のみ。それ以外の地域では月が既に欠けた状態で昇ってくる「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」とう状態になる。東京での月の出の時間は16時28分頃。
食が最大になる時間帯は18時3分頃。皆既月食では、月が完全に影の中に入ると、月が赤黒い色になって見えることが多いが、部分月食では通常そうした現象はみられない。しかし、今回の部分月食では、月の大部分が影に入るため、食が最大になる時間には、影の部分が色づいて見える可能性がある。部分月食の終わりは19時47分頃。
前回、同様の部分月食が観測できたのは、89年前となる1932年9月15日だったが、食の最大が観測できたのは一部地域のみだった。食の最大も含めて全国で観測できるのは1881年12月6日以来の140年ぶりとなる。
なお、次回、全国で食の最大が観測できるのは65年後の2086年11月21日。

参照サイト
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1367738.html

画像はほぼ皆既の食の最大になる時間帯を過ぎ、19時頃に私が撮影したもの。