マイナンバーカードはマイナンバー(個人番号)が記載された顔写真付のカードです。マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示されます。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにも利用できます。
マイナンバーカードの健康保険証としての利用をめぐり厚生労働省は、令和5年度から医療機関などに対し、必要なシステムの導入を原則として義務づけるとともに、将来的には健康保険証の原則廃止を目指す方針を審議会で示し、おおむね了承されました。
マイナンバーカードの普及を図るため、政府は、カードを健康保険証として登録すると7500円分、国から給付金を受け取るための「公金受取口座」を登録すると7500円分のポイントを付与する方針です。
ポイントの申請について、金子総務大臣は記者会見で、2022年6月30日から受け付けを始めることを公表しました。
カードを取得すると最大5000円分のポイントが付与される取り組みは2022年1月から始まっていて、公金受取口座の登録と合わせて最大2万円分のポイントが付与されることになります。申請の受け付けは2023年2月末までですが、カードの取得を2022年9月末までに申請しておくことが必要だということです。
マイナポイントを受けるまでの流れ
1.マイナンバーカードを取得します。
※カードの申請後、市区町村からのお知らせが届くまで概ね1か月かかります。
2.スマホかパソコンで、マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)・申込を行います。
3.登録したキャッシュレス決済サービスでチャージまたはお買い物をするとポイントが付与されます。
申請には4種類の暗証番号(パスワード)が必要
1「署名用電子証明書暗証番号」(大文字英字・数字混合6~16文字)
実印を押すことに相当するもの。確定申告など重要な公的書類に使用。
2「利用者証明用電子証明書暗証番号」(数字4桁)
マイナポータルサイトへのログイン、コンビニで住民票の写しなどを取る際に使用。
3「住民基本台帳用暗証番号」(数字4桁)
引っ越しの際に、転入届を出すときの本人確認。
4「券面事項入力補助用暗証番号」(数字4桁)
証券会社などのオンラインで使用。名前や住所を打ち込まなくても、自動入力される。
※2~4は同一でも可
※「署名用電子証明書暗証番号」は5回、「利用者証明用電子証明書暗証番号」は3回、連続で間違えて入力するとロックがかかってしまいます。
2021年12月20日からはマイナンバーカードとスマートフォンの専用アプリによるQRコード付き接種証明書(電子版)の発行が可能となりました。
総務省によりますと2022年5月15日の時点で交付されたのはおよそ5611万枚、交付率は44%余りだということです。
【お問い合わせ先】
マイナンバー総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/)
コールセンター(0120-95-0178)
各市町村
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