ゼブラフィッシュ実験ガイド

生物学

ゼブラフィッシュ実験ガイド 単行本(ソフトカバー) – 2020/11/1
平田 普三 (著, 編集)

Amazonより
ゼブラフィッシュを使った実験を始める際に知っておきたい事柄を余さず伝授。ラボでの研究に必要なひととおりの知識が得られる一冊!

【目次】
1章 実験動物としてのゼブラフィッシュ
モデル動物としてのゼブラフィッシュの登場/ゼブラフィッシュの特徴と利点/ゼブラフィッシュの弱点/ゼブラフィッシュ vs メダカ/ゼブラフィッシュの学会・研究会
2章 系統
野生型系統/近交系/研究室における系統維持/他
3章 飼育
飼育システムの選択/飼育システムの立ち上げ/水質管理/餌/病気対処/他
4章 交配と採卵
オスとメスの見分け方/交配の方法/胚の飼育と状態チェック/他
5章 発生
生活環と寿命/発生/成魚の寿命と老化/成魚の解剖
6章 仔魚の運動
自発的コイリング/触刺激応答/マウスナー細胞によるC-bend/泳動/仔魚の運動のレパートリー/他
7章 仔魚の行動
視覚に依存する行動/仔魚の行動を測定する装置とソフトウェア/他
8章 成魚の行動
視覚行動/嗅覚行動/味覚行動/性行動/社会的順位と闘争行動/連合学習/他
9章 トランスジェニックゼブラフィッシュ
トランスポゾンを用いたトランスジェニックゼブラフィッシュ作製法/トランスポゾン転移システムの長所
10章 遺伝子の機能阻害
遺伝子の機能を解析する方法/アンチセンス・モルフォリノを用いた一過性の機能阻害(ノックダウン)/ゲノム編集技術の変遷: ZFN, TALENからCRISPR/Cas9へ/CRISPR/Cas9によるノックアウト/CRISPR/Cas9を利用した応用技術/他
11章 遺伝子ノックイン
遺伝子ノックインとは/ゼブラフィッシュにおけるノックイン
12章 ライブイメージング
ゼブラフィッシュのライブイメージング/色素細胞の除去/顕微鏡とサンプルの包埋法/成魚のイメージング
13章 化学物質の毒性評価への応用
化学物質と生態毒性試験/魚類を用いた生態毒性試験/OECD(世界標準)の魚類試験/生態毒性試験に用いられる魚種の特徴/毒性試験におけるゼブラフィッシュの利点/毒性試験用生物を飼育するうえでの注意点/ゼブラフィッシュを用いた生態毒性試験の可能性
14章 創薬への応用
化合物スクリーニングとは/創薬におけるゼブラフィッシュ使用の位置づけ/化合物スクリーニングの方法/ゼブラフィッシュ創薬の展望
15章 ゼブラフィッシュのデータベース
ZFIN(The Zebrafish Information Network)/OMIMR(Online Mendelian Inheritance in ManR)/ゼブラフィッシュの遺伝子重複/Genomicus/Ensembl/データベースを十分に活用するために
16章 ゼブラフィッシュ・リソース事業
日本国内でのゼブラフィッシュ・リソース事業の歴史/NBRPによるゼブラフィッシュ・リソース事業/リソース事業の将来
17章 実験に必要な手続き
ゼブラフィッシュを用いるにあたって/動物実験/遺伝子組換え実験/最近の動向/研究費申請や論文投稿などの際の注意

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