プログラミング言語C 0001 最初のプログラム

Fedora Server 41のユーザーフォルダにプログラミング練習用のフォルダGCCを作成し、実際にプログラムをコンパイルして実行することを試みる。
ここではユーザー名を「user」、パスワードを「password」として、説明する。

【ログイン】
Tera Term で、一般ユーザーとして、サーバーにログインする。
ユーザー名：user
パスワード：password

すると、プロンプトは

[user@domain ~]$

となる。ここがサーバー上のどこになるのか知りたければ、「pwd」を用いる。

$ pwd
/home/user

従って、今は「/home/user」にいることがわかる。
また、このフォルダに何が入っているかを知るには、「ls -alF」を用いる。

$ ls -alF
合計 12
drwx—— 1 user user 94 12月 23 2023 ./
drwxr-xr-x. 1 root root 38 1月 16 09:00 ../
-rw-r–r– 1 user user 18 11月 10 2023 .bash_logout
-rw-r–r– 1 user user 144 11月 10 2023 .bash_profile
-rw-r–r– 1 user user 522 11月 10 2023 .bashrc
drwxr-xr-x 1 user user 34 12月 21 2023 .mozilla/
drwx—— 1 user user 386 8月 31 2024 Maildir/

【作業フォルダの作成】
「/home/user」の下に「GCC」というディレクトリをつくる。

$ mkdir GCC

すると、
$ ls -alF
合計 12
drwx—— 1 user user 100 3月 15 16:52 ./
drwxr-xr-x. 1 root root 38 1月 16 09:00 ../
-rw-r–r– 1 user user 18 11月 10 2023 .bash_logout
-rw-r–r– 1 user user 144 11月 10 2023 .bash_profile
-rw-r–r– 1 user user 522 11月 10 2023 .bashrc
drwxr-xr-x 1 user user 34 12月 21 2023 .mozilla/
drwxr-xr-x 1 user user 0 3月 15 16:52 GCC/
drwx—— 1 user user 386 8月 31 2024 Maildir/

ディレクトリ「GCC」ができた。
早速、この中で、プログラミングしていきたいと思う。

$ cd GCC

【コーディング】

エディタ「Vi」を使って、「hello.c」というファイルを作成する。
中身は、

#include <stdio.h>
int main(){
        printf("Hello, world.n");
        return 0;
}

です。
※コンパイラ「C99」以降では関数の戻り値の型を明示する必要があり、「main()」の戻り値を「int」とする。
「/home/yoshfumi/GCC」というディレクトリに「hello.c」をつくりました。

$ ls -alF
合計 4
drwxr-xr-x 1 user user 14 3月 15 17:02 ./
drwx—— 1 user user 116 3月 15 17:02 ../
-rw-r–r– 1 user user 59 3月 15 17:02 hello.c

【コンパイル】

コンパイルは次のコマンドで行います。

$ gcc hello.c

コンパイルがうまくいくと、「a.out」というファイルができる。

$ ls -alF
合計 20
drwxr-xr-x 1 user user 24 3月 15 17:14 ./
drwx—— 1 user user 116 3月 15 17:14 ../
-rwxr-xr-x 1 user user 12568 3月 15 17:14 a.out*
-rw-r–r– 1 user user 72 3月 15 17:14 hello.c

【実行】

ここで、

$ ./a.out

と実行すると

$ ./a.out
Hello, world.

と「Hello, world.」が出力される。

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