風に立つライオン

映画鑑賞

興収11億円突破! 時代と国境を超え、受け継がれる命のバトン。
名曲から生まれた壮大な感動巨編。
遥か遠いケニアの大地─
愛する人たちへ捧ぐ「命の讃歌」

イントロダクション
さだまさしが1987年に発表した楽曲「風に立つライオン」。
アフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した実在の日本人医師・柴田紘一郎をモデルに作られたこの曲は、日本に残してきた恋人に宛てた手紙を歌にのせ、壮大なスケールで綴る名曲です。
その曲に惚れ込んだのが、俳優の大沢たかお。彼はこれまで医療と人間をテーマにさだまさしが書き上げた小説の映画化作品に出演してきました。
原作者との交流を深めてきたその大沢たかおが、「風に立つライオン」の小説化・映画化を熱望したことから、今回のプロジェクトは始まったのです。
彼の願いを受けたさだまさしが、同名の小説を発表したのは2013年。そして2015年、大沢たかお主演による念願の映画版が誕生しました。
物語の主人公は、長崎の大学病院からケニアの研究施設・熱帯医学研究所に派遣された日本人医師・航一郎。
周辺で戦闘が続くこの地で、心に傷を負った元少年兵と出会った彼は、少年と真っ直ぐ向き合うことで医師としての生き方を見つめ直します。
豪華キャスト陣にアフリカ・ケニアの現場で航一郎を支える看護師・草野和歌子役に石原さとみ、日本に残してきた愛する恋人、秋島貴子役に真木よう子、
その他、萩原聖人、鈴木亮平、石橋蓮司など、実力派俳優が集結。
美しく壮大なケニアを舞台に、一人の日本人医師がつなぐ「希望」のバトン。時代と国境を超え、受け継がれる感動の物語です。

(2015年3月14日より 全国東宝系309館にて公開)

ストーリー 1987年、日本人医師・航一郎(大沢たかお)は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。
アフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘を受け医師を志した航一郎にとって、それは願ってもいないチャンスだった。
しかし、それは恋人との長い別れも意味していた。父の跡を継ぎ、女医として離島医療に従事する貴子(真木よう子)を遠く日本に残さなければならなかったのだ。
理想を胸に研究と臨床の充実した日々を送っていた航一郎は半年後、現地の赤十字病院から1か月の派遣要請を受ける。
物見遊山のつもりで赴いた彼は、重傷を負って次々と運ばれてくる少年が、みな麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵である事実に愕然としながらも、この病院への転籍を志願する。
病院では、新たにスタッフとなった日本人看護師・和歌子(石原さとみ)と出会う。航一郎と和歌子は時折ぶつかりあいながらも互いに同志として認め合っていく。
そんなある日、病院に少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれる。彼は銃傷よりも、両親を目の前で惨殺され、麻薬でかき消された心の傷が甚大だった――
航一郎は、そんな彼の心の闇に真正面から向かっていくのだが・・・

大沢たかお 石原さとみ / 真木よう子
萩原聖人 鈴木亮平 藤谷文子 中村久美 山崎 一 石橋蓮司
ERIC OJIAMBOH PATRICK OKETCH NICK REDING LYDIA GITACHU

原作:さだまさし「風に立つライオン」(幻冬舎文庫) 企画:大沢たかお 監督:三池崇史
主題歌:さだまさし「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」(ユーキャン)
脚本:斉藤ひろし 音楽:遠藤浩二
配給:東宝
©2015「風に立つライオン」製作委員会

発売・販売元:バップ