現世利益

私事

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仏教における「現世利益」という教えについて考えました。
我々は来世のために生きているのではなく、今世のために生きています。

仏教とは何だろうか。わからないと苦しいものだ。
仏教は私達がいかに生きるかという指針を示している。
しかし誰もお釈迦様の教えを直接聞くことはできない。
では、なぜ、来世を考えるのであろうか?
お釈迦様の時代はカースト制度があり、
今世の自分の不遇は前世の自分の行いからくるもので、
今世の行いが来世を決めるとされていたからだ。
我々は「輪廻」の世界を巡っているという教えがある。
「輪廻」をまわすのは「業(強い思い)」である。

「五(六)道輪廻」
天上
人間
(修羅)
畜生
餓鬼
地獄

すべての世界において「苦」は存在する。天上においても例外ではない。
「思い」が強まると「良い思い」であろうと「悪い思い」であろうと、それが強まると「執着」となる。
あらゆることに対する「執着」が「苦」を生んでいる。
みずからの「執着」手放すことで明るく生きることができる。

私たちは解脱すること(今世に自分を涅槃の世界にもっていくこと)を目指して修行している。
「正命(しょうみょう:自分やまわりを良くしようとすることに命を注ぐ)」をまっとうすべきである。
現世において、私達を利するもの、益するもの、を行うことが大切です。

参照:「今この瞬間から「苦」を手放し、明るく生きるための教え」
https://www.youtube.com/watch?v=eTv0eM–pqo&list=LL&index=2

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