下記は既にインストール・設置・設定済みの自宅のLinuxサーバー(Fedora)の簡単な使い方を示すものです。詳細な方法やアカウント情報は管理者の方にうかがって下さい。
【ログイン】
サーバー内の閲覧を行う時はまず一般ユーザーでログインする。
ID:username
PASSWORD:password
でログインすると以下になる。
[username@domainname ~]$
【自分の居場所を知るには】
[username@domainname ~]$ pwd
/home/username
【その中の状態を調べるには】
[username@domainname ~]$ ls -alF
合計 24
drwx–x–x 1 username username 426 5月 9 15:33 ./
drwxr-xr-x. 1 root root 38 4月 29 08:08 ../
-rw——- 1 username username 302 5月 10 10:02 .bash_history
-rw-r–r– 1 username username 18 2月 6 09:00 .bash_logout
-rw-r–r– 1 username username 141 2月 6 09:00 .bash_profile
-rw-r–r– 1 username username 492 2月 6 09:00 .bashrc
drwx—— 1 username username 80 5月 9 14:08 .cache/
drwxr-xr-x 1 username username 182 5月 9 14:09 .config/
drwx—— 1 username username 20 5月 9 14:08 .local/
drwxr-xr-x 1 username username 34 4月 29 06:42 .mozilla/
-rw——- 1 username username 2126 5月 9 15:18 .viminfo
-rw——- 1 username username 2911 5月 9 14:12 .xsession-errors
drwx—— 1 username username 296 4月 29 13:05 Maildir/
drwxr-xr-x 1 username username 20 5月 9 15:18 public_html/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 ダウンロード/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 テンプレート/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 デスクトップ/
drwxr-xr-x 1 username username 16 5月 10 04:09 ドキュメント/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 ビデオ/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 音楽/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 画像/
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 9 14:08 公開/
【public_html に移動するには】
[username@domainname ~]$ cd public_html
[username@domainname public_html]$ ls -alF
合計 0
drwxr-xr-x 1 username username 0 5月 11 00:07 ./
drwx–x–x 1 username username 426 5月 9 15:33 ../
【パーミッションとは?】
上記の「drwxr-xr-x」はファイルへの権限(パーミッション)を示します。
d ディレクトリ ※これがないものはファイルです。
r 読込可能
w 書込可能
x 実行可能
で、左から「所有者」-「グループ」-「その他」となっています。
従って、「drwxr-xr-x」は
ディレクトリであり、
「所有者」は読込・書込・実行が可能
「グループ」は読込・実行が可能
「その他」は実行が可能
であることを示します。
※「./」は今の階層のディレクトリ、「../」は一つ上の階層のディレクトリを示す。
【vi の簡単な使い方】
[username@domainname public_html]$ vi index.html
は index.html というファイルを vi というエディタで作成・編集するコマンドになる。
[i]を入力すると挿入モードになって、編集可能になる。
<html> <head> <title>index.html</title> </head> <body> <hr> これは index.html です。 <hr> </body> </html>
上記編集後、保存する場合は、[ESC]を押してコマンドモードにしてから[:wq]で保存
保存しない時は、[ESC]を押してコマンドモードにしてから[:q!]で回避
[username@domainname public_html]$ ls -alF
合計 4
drwxr-xr-x 1 username username 20 5月 11 00:17 ./
drwx–x–x 1 username username 426 5月 11 00:17 ../
-rw-r–r– 1 username username 124 5月 11 00:17 index.html
※ここで index.html はその他のユーザーに対して、r(読込可能)な権限しかない。
【パーミッションの変更】
index.html に実行可能なパーミッションを与えるために以下のコマンドを入力
[username@domainname public_html]$ chmod 755 index.html
[username@domainname public_html]$ ls -alF
合計 4
drwxr-xr-x 1 username username 20 5月 11 00:17 ./
drwx–x–x 1 username username 426 5月 11 00:17 ../
-rwxr-xr-x 1 username username 124 5月 11 00:17 index.html*
【一般ユーザーのWeb表示】
サーバーのドメイン名とユーザー名を用いて
をブラウザで表示すると以下のようになる。