Linuxを使ったHDD(GRUBの入ったパーティション)をWindowsで使えるようにする方法

その他(技術)

私は自作PCを使っていて、一度Linuxをインストールした内蔵型HDDにGRUBが存在して、Windowsをカスタムインストールできないという現象に悩まされていました。以下の方法で、Linuxのパーティションを完全に削除できることがわかりました。

これは私が強引にやった方法ですので、マネる方は自己責任でお願いします。

01.正常に動作しているWindowsPC(Windows11Pro)の電源が切れた状態で普通にあいているSATAに正常な内蔵型HDDを増設します。

02.Windowsを起動し、「スタート」メニューを右クリックし、「ディスクの管理」を選びます。

03.電源を切ることなく、増設したHDDをSATAケーブル・電源の順に取り外し、Linuxがインストールされた内蔵型HDDを接続します。
(電源を切って、Linuxがインストールされた内蔵型HDDを接続して起動すると、Windowsではなく、Linuxが起動してしまうでしょう。この辺が強引です。)

04.「ディスクの管理」画面でLinuxがインストールされた内蔵型HDDが認識されますが、「ディスクの管理」では削除しようとしても削除しきれないパーティションがあると思います。

05.Windowsの「スタート」メニューを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。以下のコマンドを入れます。
(下記のXとYは「ディスクの管理」と照らし合わせながら慎重に選ぶ必要があります。絶対に間違えないで下さい。)

>diskpart
>list disk
>select disk X # Xはシステムディスクの番号
>list partition
>select partition Y # Yはシステムパーティションの番号
>delete partition override
>exit

06.再び「ディスクの管理」で、該当するパーティションを右クリックすると、ボリュームの削除やフォーマットができるようになっていると思います。これらを使うことで、Windowsが使える、まっさらな内蔵型HDDが出来上がります。