Claude Code の Skills(スキル)機能を使ってみた

Claude Code の Skills(スキル)機能を使ってみた その他(技術)

Claude Code には「Skills(スキル)」という機能があります。よく使う作業をコマンド化しておくことで、/morning-report のように短いコマンド一つで複雑な処理を呼び出せます。

Skills とは

Skills は Claude Code に登録できる「カスタムコマンド」です。特定のディレクトリに Markdown ファイルを置くだけで、そのファイルの内容がコマンドとして使えるようになります。

たとえば「毎朝の状況確認」「チームメンバーへの依頼」「週次レビュー」といった定型作業を Skill として登録しておけば、毎回長い指示を書かずに済みます。

使い方

Claude Code のチャット画面で、スラッシュに続けてスキル名を入力するだけです。

/morning-report

登録されている Skills の一覧は以下のコマンドで確認できます。

/help

Skills ファイルの置き場所

Skills のファイルは以下のディレクトリに配置します。

場所適用範囲
~/.claude/skills/すべてのプロジェクトで使える(グローバル)
プロジェクト/.claude/skills/そのプロジェクト内だけで使える(ローカル)

ファイル名がそのままコマンド名になります。たとえば morning-report.md というファイルを置けば、/morning-report で呼び出せます。

Skills ファイルの書き方

Skills ファイルは Markdown で書きます。Claude への指示をそのまま書けばOKです。

# 朝のレポート

以下を順番に確認してください:

1. CLAUDE.md の優先課題を読む
2. reports/ フォルダの最新ファイルを確認する
3. 今日のアクションプランを3件提示する

引数を受け取ることもできます。/skill-name 引数 のように呼び出すと、ファイル内の $ARGUMENTS に渡されます。

実際の使用例

たとえば liacsy.com の運営では、以下のような Skills を登録して使っています。

コマンド内容
/morning-report優先課題・最新レポートを確認して今日の方針を提示
/assign-engineering技術担当への実装依頼をまとめて指示
/assign-secretary調査・整理担当への依頼をまとめて指示
/weekly-review1週間の成果・課題・次週計画をまとめる

毎朝 /morning-report を実行するだけで、優先課題と今日やることが整理されて出てくる状態を作れます。

CLAUDE.md との組み合わせ

Skills は CLAUDE.md と組み合わせることで真価を発揮します。

CLAUDE.md にプロジェクトの概要・環境情報・ルールを書いておくと、Skills を呼び出したときに Claude がその文脈を把握した上で動いてくれます。逆に CLAUDE.md がないと、Skills を実行するたびに背景情報をプロンプトで補う必要が生じます。

特にルートに近いディレクトリの CLAUDE.md が重要です。ここに書いた情報は配下のすべての作業で参照されます。詳しくは「Visual Studio Code を日本語化して Claude Code を導入する方法」も参考にしてください。

まとめ

ポイント内容
Skills とはよく使う指示をコマンド化する機能
呼び出し方/スキル名 と入力するだけ
ファイルの場所.claude/skills/ に Markdown ファイルを置く
CLAUDE.md との関係組み合わせることで精度が上がる

定型作業が多い人ほど、Skills を使うことで Claude Code の効率が大きく上がります。まずは自分がよく使う指示を一つ Skill にしてみることをおすすめします。

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